風俗業の中でホテヘルで働いてみようと決めたら、どの程度の収入が稼げるか、どんな仕事内容なのか、色々な風俗求人サイトからお店の内容や口コミをチェックしていくことと思います。
ここでちょっと気になるのが、風俗業の講習ではないでしょうか?
風俗にも講習があるの?
という驚きを持つ人もいるでしょうが、これは絶対に受けなければならないものか?
特に「セクハラ講習」というキーワードが目に付いたりして不安に教われてしまいそうです。
そこで、今回は、ホテヘルを始めとする風俗の講習について説明をしていきます。
昔存在していたセクハラ講習は激減
それまでは、風俗未経験の女の子に対して、オーナーや男性スタッフが実技指導ということで、「セクハラ講習」をしていたお店もあったのですが、今ではそんな「セクハラ講習」もかなり減ってきています。
しかし、どんなお仕事でも新人研修があるように、ホテヘルや他の風俗でも講習があることは事実です。
では、ホテヘルでの講習では、どんな種類があるのでしょうか?
ホテヘル講習の種類
その講習にはいくつかの種類がありますが、大きく3つのパターンに別れてきます。
先輩ホテヘル嬢や女性講習指導員による実技講習
これは実際に現役バリバリで働いている人気の高いホテヘル嬢や、昔、ホテヘル嬢として働き、そのプレイやサービスの基本をしっかりマスターしていた元ホテヘル嬢の人が講師や指導員として、実際に新人の女性に実技を教える方式の講習です。
お店の男性スタッフからの実技講習
ホテヘルに入店したら、お店の男性スタッフが、実際に新人女性に実技を教える講習です。
ちょっと、抵抗がある人もいるかもしれませんが、実技はもちろんのこと、身だしなみから接客マナーもしっかり教えてくれることになりますが、特に言葉使いやお化粧や見出しなみをチェックされることがほとんどです。
DVDやテキストによる言葉を使った講習
実技講習を行わず、DVDやテキストなどを使いながら説明していく講習方式です。
ホテヘルの講習の目的
これはホテヘルだけでなく、全ての風俗業で言えることですが、風俗業は、最高の接客とも言われている仕事です。
男性を心身ともに癒やしてあげるテクニックや気持ちの配慮をマスターしておかないと、後々、お客さんから指名をもらうことが難しくなります。
指名がもらえないと、自分が思い描くように給料を稼ぐことができません。
そのために、お店に入った時点で自分がどの程度の接客技術を持っているのか、把握できる講習は、これからホテヘル嬢として活躍するための重要な時間と理解してください。
経験がないのですから、いきなりホテヘルの現場に行ったとしても、どんなことをすればいいのか不安になってしまうはずです。
その不安をクリアにして、頑張れるようにするためにも講習は必須と思うべきです。
逆に言うと、女性が安心してホテヘルのお仕事をするために講習はあるものなのです。
講習の内容
実技講習
実技講習は、講師の人と一緒になって、男性のお客さんへ、サービスを実際に行いながら、相手の気持ちを理解してあげたり、プレイのテクニックをマスターしていくために行います。
講師は、店長やスタッフの人になることもありますが、最近は外部講師や先輩ホテヘル嬢が担当することも多くなっています。
この実技講習が、未体験の女性にとってかなり不安になることでしょう。
自分の体に触れられたり、どんなことをされるのかドキドキしたりするかもしれません。
本当は気持ち的に辛いことだけど、担当の講師が、お店のスタッフだからと、断りづらいことも珍しくはありません。
ホテヘルの実技演習のやり方は、お店にマチマチなので、経験のない人は注意を必要とする場合もゼロではありません。
女性がホテヘルの仕事内容を知らないのとをタテに取って、無理なことを求めてくる場合もあったりします。
しかし、大半のお店は純粋に教育のための「実技講習」です。
心配な人は、口コミサイトなどで確認してみるといいでしょう。
また、風俗求人サイトで、講習があることが掲載されている場合は、それが実技講習になることを指していますので、お店選びの目安にもなります。
実技講習の流れ
実技講習の多くは、面接が終わった後、直後に行われるか、初めての出勤日に実施されます。
講習時間は、平均的に1時間程度ですが、90分程になることもあります。
また、ソープランドのような店舗型の風俗店では店内で行われますが、ホテヘルのような無店舗型風俗だと、実際に仕事をするラブホテルで行われることになります。
実技講習としては、プレイする性的サービスのメニュー内容だけでなく、お客さんへの挨拶や、サービスで必要となる道具の使い方など、お仕事に必要な知識やマナー全てをレクチャーしてくれますので、実際にお客さんにサービスする実際の場面になっても、焦らず頭が真っ白になることはなくなるはずです。
では、実技講習の具体的な内容について見ていくことにしましょう。
シャワーの使い方
単純にお客さんにシャワーをかければいいというものではありません。
お客さんの服をスムーズに脱がる方法や、体の洗い方から、その間のトークの進め方、中には無理なお客さんの要求を上手にかわしていく方法などもこと細かく教えてくれます。
体を洗ってもらうシチュエーションでは、タオルを使わずに、自分の手と体にソープをまとわせ、お客さんに密着させて、撫でるように洗っていきます。
その時は、お店が用意している専用の殺菌ソープを使うようにします。
キスのやり方
キスは軽く見ていてダメです。
キスの良し悪しでお客さんとの距離がかなり変わってくるからです。
本気キスであれば、男性客からサービスが良いホテヘルだと思われますので、キスの技術講習も大切です。
特にディープキスは、性的な気持ちを高めて行くために必須のプレイです。
普通のキスだけでなく、いくつかのディープキスの種類もマスターしておくようにします。
全身リップ
全身リップは、ホテヘルのサービスメニューの中で次のプレイにつなぐ重要なプレイです。
口と舌を巧みに使いながら、男性の上半身から下半身にかけて、じっくりとスローなペースで舐めていく上等テクニックです。
耳からスタートしていし、首筋~鎖骨、乳首、そしてお腹周辺~おへそや、内ももへといった順番で、全身リップを学んでいきます。
ラストフィニッシュは最高の快楽をお客さんに提供することになります。
しかし、そこまでに至るプロセスを堪能したいお客さんも結構多いので、どんな気持ちでプレイをすればいいのかを理解しておくことが大切です。
お客さんの気持ちが伝わりやすいプレイでもあるので、丁寧なサービスでお客さんに最高のおもてなしをしていくことで、満足度もMAXになり、これだけでも再指名してくれる率が格段に上がるチャンスです。
ペニスの愛撫から手コキプレイ
ペニスやタマ(睾丸)を優しく指先で焦らすための講習です。
この一連のプレイは、お客さんの反応を見ながら、相手の状況に合わせた手コキに移行していく方法をレクチャーくれます。
ペニスを握る手の強さや、シゴくスピード具合であったり、フィニィッシュまでのシゴき方、放出直前の強弱の違いがあることを理解して、お客さんにトコトン満足してもらえるテクニックを身につけます。
フェラチオ
ホテヘルだけでなく、風俗のプレイでは手コキと併せて定番プレイの1つと言えるでしょう。
舌を滑らかに絡めるフェラチオから、スケベな音を出しながら喉の深くまで吸い込ようなバキュームフェラまで、ラストフィニッシュに行くためのストロークが教えられます。
このフェラチオのテクニックの良し悪しだけでも、お客さんに与える印象がガラリと変わってくるので、相手を気持ちよくさせるタイミングやコツを掴めると、ホテヘル嬢として大きく成長することができます。
始めは苦手だなと思っても、そこは実際の現場プレイで段々と上達していくので、この実技講習でしっかりとポイントを押さえておくことです。
ホテヘル最上級の技・素股
風俗で最も代表的な素股プレイ。
男性のペニスを女性器にすり合わせて刺激を与えたり、太腿にペニスを挟みながら腰を動かしていく高等テクニックです。
素股は、正常位や騎乗位、バックの体位で、お客さんへの刺激の与え方のコツが異なって来るので、それぞれの体位に合わせた素股が教えられます。
それだけでなく、素股で攻めている時に、男性客がどさくさに紛れてペニスを
入てくることをガードする方法や、禁止プレイの本番を求められて来た時の断り方やかわしかわし方を丁寧に教えてくれます。
これはお客さんの無理な要求を上手に避けながら、相手を気持ちよくフィニッシュさせるためのホテヘルの中でも、クライマックス的な重要なプレイなので、しっかりと身に付けることが必要です。
素股のバリエーションをいくつもマスターしていくことで、お客さんにあたかもインサートしているような感覚を与えられるようになると、それは次の本指名やリピート率向上につながり、確実な収入アップにつながって行くことになります。
実技講習総括
実技講習で学ぶ基本的なプレイ内容を見てきましてが、お店のサービスには色々な種類のプレイがありますので、まずは基本をきちんと使いこなせるようにしておくことです。
そうすると、お客さんに接する数をこなして行くことで、自分なりの応用プレイができるようにもなってくるはずです。
言葉やマニュアルによる講習
講習は実技講習ではなく、言葉やマニュアルによる講習の場合もあります。
特にホテヘルのよう店舗のない無店舗型風俗店で多く見られるのですが、プレイの内容を写真やイラストを見ながら、学んでいく学習法です。
これだと20分程度の短時間で終了してしまうことが多いのですが、ホテヘルだけでなく、他の風俗でも、一定以上に収入を稼ぐためには、自ら努力してリピーターとなってくれるお客さんを増やして行かなければなりません。
そうして初めて、自分の思い描いたような給料を手にすることができるのです。
このようなことからテキストによる講習は、指名を確実に獲得していくための講習となります。
実技講習はないのでホッとする人もいるかもしれませんが、実際にプレイしている場面をイメージしながら、頭の中でトレーニングするように理解して一連の流れを把握するようにしましょう。
DVDによる講習
最近は実技講習よりも、DVD講習が増えている傾向があります。
言葉やマニュアル講習の内容をお店が提供したDVDを見ながら学んでいきます。
講習時間は長い所だと2時間程の場合もありますが、短いケースでは30分程度で済むこともあります。
基本的に講習の内容はマニュアルと大きな差はありませんが、サービスや接客の仕方が映像を見ながら学ぶことになるので、自分がホテヘル嬢として働く光景を具体的なイメージとして捉えることが比較的簡単にできることでしょう。
中には、女性が自宅にDVDを持ち帰り、そこで自己学習させる店舗もあります。
疑問点があれば何度でも繰り返して復習することができることがメリットとして挙げられます。
各講習のメリットとデメリット
実技講習
メリット
・お客さんを満足させる実践的なスキルが体得しやすい
・実際のプレイを体験して、ホテヘルの仕事の不安を払拭できる
デメリット
・セクハラ的な講習を受けるリスクがあり得る(最近ではかなり少なくなったものの)
・男性スタッフとの講習では裸で行うので恥ずかしい。
マニュアル講習
メリット
・裸になる必要がなく精神的負担が軽い
・実技がない分だけ男性スタッフと気まずくなることがない
デメリット
・実際に接客するまでプレイの流れをしっかりと理解できずに不安が残ったまた
・実技をしないので、お客さんの好みのがプレイが理解者できず、指名獲得に時間を要する
DVD講習
メリット
・裸になる必要がなく精神的負担が軽い
・実技がないのでスタッフとも、嫌な気持ちになることがない
デメリット
・接客するまでプレイの流れが理解できないままとなる
・実技体験しないので、接客かぎこちなくなり、指名が中々取れない
実技講習の流れ
・ホテヘルの大まかな仕事の流れの説明
・お仕事セットの説明(ローションやうがい薬などのセット)
・タイマー設定
・インコール説明
・ホテル入室説明
・お客さんとのトークの仕方
(良い印象作りやコミュニケーションの取り方)
・服の脱がし方
・シャワーの活用法
・プレイ内容の説明
・トラブルの対処法
・本指名を取るためのテクニック
・名刺の渡し方
・アウトコール
・次回へのつなぎ方
セクハラ講習
ホテヘルだけでなく、他の風俗店でもスタッフのセクハラ講習がありました。
しかし、管理が行き届いているホテヘル店では、セクハラが起きることはほとんどありません。
それはお店側が、ホテヘル嬢とスタッフの男女関係を厳しく禁止しているからです。
これがバレた場合、スタッフはルール違反として、クビになることもあります。
多くの風俗店にとって風俗嬢は、商品そのものだからです。
お店の商品に手をつけることは、それだけ商品価値を落とすことになります。
男女の関係から生まれる恋愛感情から発仕事にと支障が出てきて、女性も出勤が疎かになったりして、結果的にはお店の大きな損失となってしまいます。
そのようなことから、セクハラ講習も今では激減しているのです。
このようなことから、ホテヘルのお仕事を考えている女性の人は、求人サイトなどを見て、口コミ評価も含めてセレクトするといいでしょう。
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